松竹大船撮影所跡地で「大歌舞伎」-松本幸四郎さんなど豪華顔ぶれで公演

名作「勧進帳」では、上演回数・1,000回を超える松本幸四郎さんが「武蔵坊弁慶」を、中村梅玉さんが「富樫」、中村魁春さんが「義経」を演じる。

名作「勧進帳」では、上演回数・1,000回を超える松本幸四郎さんが「武蔵坊弁慶」を、中村梅玉さんが「富樫」、中村魁春さんが「義経」を演じる。

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 鎌倉芸術館(鎌倉市大船6、TEL 0467-48-4500)で3月26日から、今夏に開催される「松竹大歌舞伎」の一般先行応募が始まる。

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 松竹大船撮影所の跡地に立つ同館は、開館2年目より同公演を実施している。出演者は松本幸四郎さん、中村梅玉さん、中村魁春さん、市川高麗蔵さん、中村松江さん、松本錦吾さん、澤村宗之助さんなど。歌舞伎座は今年、新築工事のため休館する予定。「普段、歌舞伎座に出かけている方も、鎌倉まで足を延ばして鑑賞しに来てほしい」(同館担当者)。

 昼公演が「恋女房染分手綱 ~重の井子別れ」と「勧進帳」、夜公演が「雨の五郎」、「仮名手本忠臣蔵」~祇園一力茶屋の場、「近江のお兼」。

 歌舞伎十八番の名作「勧進帳」は人気演目で、上演回数1,000回を超える松本幸四郎さんが、延年の舞や飛び六方など見どころ多い荒事の武蔵坊弁慶を務める。歌舞伎三大演目の一つ「仮名手本忠臣蔵」では、七段目の「祗園一力茶屋の場」を上演。「美しい茶屋の舞台のもと、松本幸四郎さんの当たり役・由良之助のほか、中村魁春さんのお軽、中村梅玉さんの平右衛門といった豪華な顔ぶれで、忠臣蔵の一幕を楽しめる」同担当者。「会場では同時解説イヤホンガイドを貸し出し、あらすじや配役の説明などを舞台の動きに合わせて聴くことができるので、初めての方にも来てほしい」とも。

 公演日は8月1日。開演時間は、昼公演=13時、夜公演=17時。料金は、S席=7,000円、A席=6,000円、B席=4,000円(全席指定)。往復はがきで申し込む一般先行販売は4月8日まで。4月17日ごろ結果が発送される。一般チケット発売は5月8日から。

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