逗子で陶芸家の植木鉢と珍しい植物のコラボ展-食べられる植物も

オープンから何度かリニューアルを繰り返してきた「chahat ズシ」。低い天井と、間口に比べて奥行きが長い造りが特徴

オープンから何度かリニューアルを繰り返してきた「chahat ズシ」。低い天井と、間口に比べて奥行きが長い造りが特徴

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 逗子の「chahat(チャハット) ズシ」(逗子市桜山3、TEL 046-870-3127)で現在、逗子在住の陶芸家マキシユウコさんと、南房総・千倉でプランツショップ「Binowee(ビノウィー)」を開くunknown plantsさんのコラボ「ハチと植物展」が開催されている。

温かみのあるデザインが特徴のマキシユウコさんの植木鉢

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 会場となる「chahat ズシ」は約10年前にオープンした雑貨店。同店で企画したオリジナルアイテムのほか、アジア各国やラトビア、リトアニアなど一般の旅行者があまり訪れない地域の手仕事品をメーンに、オーナーの大竹茂夫さんが旅先で出会った「面白い、楽しいと感じるもの」を扱う。店名はヒンドゥー語で「あこがれ」「希望」を意味する。

 マキシユウコさんは、土器のランプやシーサー、土器作りの発想から生まれる自由で温かいフォルムの器や土鍋で知られ、葉山芸術祭にも参加。一方、セルフビルドの温室がそのままショップになった「Binowee」は、多肉植物や観葉植物、エアプランツを中心に珍しい植物を扱い、昨年秋には「chahat ズシ」で多肉植物のイベントを行っている。

 同展を企画した大竹さんは「本来は『鉢と植物展』だが、『ハチ』とカタカナにすることで蜂も連想されて春らしいので命名した。マキシさんとunknown plantsさんに面識はなかったが、双方から『同じにおい』を感じ、コラボしたら絶対面白いと思った」と話す。

 植物は、多肉植物や観葉植物のほか食べられる植物を展示するのが特徴。カルダモンなどのアジアンスパイスや、コブミカン、タマリンドなど実の成るものや、植物園のバックヤードにもないような植物もあるという。価格帯は、植物=300円~1万円、植木鉢=1,500円~5,000円。

 営業時間は12時~18時。水曜・日曜定休(展示期間中は無休)。4月11日まで。

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