逗子駅前にハワイアンカフェ-「アロハテーブル」新ブランドのマラサダも

古き良きハワイの街並みを思わせる外観。右端はマラサダなどのテークアウトブース

古き良きハワイの街並みを思わせる外観。右端はマラサダなどのテークアウトブース

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 逗子駅前の銀座通り商店街にハワイアンフードやドリンクを提供するカフェ「LIKOMANA HAWAIIAN CAFE(リコマナ・ハワイアン・カフェ)」(逗子市逗子1、TEL 046-876-9638)がオープンして1カ月が過ぎた。オープン日は7月16日。

オールドハワイの雰囲気を感じる店内

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 逗子駅周辺がハワイアン一色に染まる夏の恒例イベント「まちいっぱいのハワイアン」開催と連動する形で開店した同店。ハワイ語で付けられた店名の意味は、「リコ」=新芽、「マナ」=神が持つ力。

 店舗面積は22坪、席数30席。カウンターバー、ライブステージ、テークアウトブースを備える。建物はハワイのオールドタウンを思わせる造り。深いグリーンで塗られた店内壁面には、ハワイの古い写真やアンティーク調ポスター、サーフボードなどを飾り、ステージではアコースティックを中心とするライブやウクレレなどの演奏も不定期で行う。

 オーナーは、飲食店などの総合プロデュースを手掛けるセブンサムライ(港区)を経営する櫻井貴幸CEO。葉山在住2年目で、隣接する逗子の「まちいっぱいのハワイアン」実行委員会に携わったことを機に、「夏のイベント期間だけでなく年中ハワイアンな店があってもいいのでは」と出店を決めた。目標月商は500万円。

 同店では、ハワイアンコーヒーとして知名度が高い「LION COFFEE」やライスボウルなどのハワイアンフード、シェーブアイスなどのほか、櫻井さんの友人・稲本健一さんが社長を務めるゼットン(渋谷区)の子会社、アロハテーブル(渋谷区)が立ち上げた新ブランド「Good Days Malasada」のハワイアンドーナツ「マラサダ」(プレーン・シナモン・ココナッツシュガー、各150円)を揚げたてで提供する。

 メニューは、グレイビーソースをかけた「オリジナル」「塩ダレ」「テリヤキ」の3種をそろえる「ロコモコ」(900円)、「ハワイアンチキンウイング」(750円)、「シェーブアイス」(400円)など。ドリンクは、レギュラーのほかにマカダミアフレーバー、チョコレートマカダミアなどの定番フレーバーをそろえる「LION COFFEE」(ホット=400円、アイス=450円)、「プリモビール」(800円)や「ロングボードアイランドラガー」(850円)などハワイアンボトルビールなども用意する。

 利用客は海水浴客のほか、近隣のスーパーマーケットでの買い物の前後に立ち寄る幅広い世代の地元客が多いという。客単価は、昼=1,000円前後、夜=2,000~3,000円。

 櫻井さんは「オアフ島ノースショアにあるオールドタウン、ハレイワのカフェレストランのような風通しと居心地の良い空間で、ゆったりくつろいでもらえたら」と話す。9月からは、ハワイアンコーヒーとパンケーキをセットにしたモーニングメニューを提供する予定だという。

 営業時間は11時~24時(9月以降は8時30分~23時)。

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