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「茅ヶ崎映画祭」初開催へ-地元のカフェ・旅館・美容室がミニシアターに

映画祭のロゴやビジュアルも茅ヶ崎ゆかりのアーティストが手掛けた

映画祭のロゴやビジュアルも茅ヶ崎ゆかりのアーティストが手掛けた

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 茅ヶ崎市内のカフェや旅館、美容室、イベントスペースなどを会場に6月1日~10日、茅ヶ崎にゆかりのある作品を中心に上映する「第1回茅ヶ崎映画祭」が開催される。

移動式映画館「輪輪シネマ」では屋外上映を予定

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 「街と人がつながる、手づくりの映画祭」をテーマに開かれる同映画祭。発起人は、市内在住で同映画祭プロデューサーを務める天野茂明さん。2年前に自主上映方式で配給する映画作品「107+1天国はつくるもの」(PART2)に出合い感動し、自身も自主上映会の開催に携わるようになったという。昨年春ごろに映画好きの仲間と「茅ヶ崎で映画祭を」と話したことをきっかけに、市内の団体・個人と連携しながら同映画祭の開催準備を進めてきた。「映画でしか伝えることができない感動を伝え、人と人とのつながりを強めて地域を元気にしたい」と天野さん。

 会場は「濱田屋キッチン」「カンティーヌ・マシュー」(以上レストラン)、「RIVENDEL」(イベントスペース)、「茅ヶ崎館」(旅館)、「circus」(古道具・カフェ)、「KoKon hair and relax」(美容室)、ちがさき市民活動サポートセンター、市民文化会館、読売センター茅ヶ崎西部店の9カ所。会場により、ドリンクや料理の提供、トークショーの開催などを予定する。

 上映作品は、昨年急逝した森田芳光さんが70年代の茅ヶ崎を舞台に撮影した自主制作映画「ライブイン茅ヶ崎」、小津安二郎さんが茅ヶ崎館で脚本を執筆した「麦秋」、平塚・メキシコなどを舞台にしたサーフショートムービー「ヒラツカニアン」、移動式映画館「輪輪シネマ」がNPO法人「サポートちがさき」と共催で屋外上映する「僕らのミライへ逆回転」など。

 「この映画祭をきっかけに、普段行ったことのない場所や店に足を運んでもらえたら」と天野さん。「継続して開催することで上映に参加する個人や団体を増やし、さらに作品を充実させていきたい」とも。

 上映日時・料金・定員などはホームページで確認できる。

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