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鎌倉に隠れ家カフェ・レストラン‐地域拠点プロジェクトチームが再始動

看板が印象的な外観

看板が印象的な外観

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 鎌倉・御成通り商店街近くに「隠れ家」を意識したカフェ・レストラン「Real Lounge & Hideaway WanderKitchen ~Onari Junxion(リアル・ラウンジ&ハイダウエイ ワンダーキッチン ~オナリ・ジャンクション)」(鎌倉市御成町、TEL 0467-61-4751)がオープンして1カ月がたった。市内に雑貨、アパレル店などを展開するプロジェクトチーム「ワンダーキッチン」が運営する。代表は、オーナーシェフの黒澤邦彦さん。

店内はそれぞれテーマの異なる3つの空間に分かれている

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「WanderKitchen」は「さまよえる厨房」という意味の造語。自身が世界中を旅した経験をもとに生み出した「さまざまな『おいしい』ものを、『食』以外も含めて提供したい」との思いを込めた。

 同プロジェクトは、2006年に長谷の古民家カフェから活動をスタート。地元志向の思いとは裏腹に、「観光客の増加」が原因で2008年に閉店。再開を願う中、「素晴らしい物件に出会った」のを機に今回再スタートを切った。「世界への入り口、異文化や異なった生活感への接点を作りたい」と、1カ月かけて1軒家をフル改装した。

 「タイのバンコク・カオサン通りの路地裏にあるような隠れ家カフェをイメージしている」という同店。飲食スペースのほか、ゲストルームやライブラリー、CDの販売コーナーなども設けた。店舗面積は20坪で、席数は約30席(デッキ席含む)。

 「世界スタンダードなカフェ」を掲げ、「できるだけオリジナルに近い味」という世界各国の料理を日替わりで提供する。スパイスはネパールやタイ、鶏はブラジル、豚はデンマーク、牛とラムはオーストラリア、ジュースとワインは南アフリカなど、食材も世界各国から取り寄せる。メニューは、ココナツミルクを使った南インドカレー「チキン・コリバタカレー」、専門職人の生パスタを使った「日替わりパスタ」(いずれもドリンク付き、1,000円)、スモークベーコンの「オムライス」(700円)、「オールデイ・ディナー・ハンバーガー」(650円)など。チャイや自家製ジンジャービアなどのオリジナルドリンクや、日替わりデザートもそろう。客単価は1,500円程度。

 「日常に疲れたとき、ちょっと遠出がしたいけど時間がないとき、おいしい驚きを求めているとき、大切な人と語り合いたいときに来てほしい」と黒澤さん。

 営業時間は11時~19時30分(ラストオーダー)。 

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