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街を美術館に-「藤沢まちかど美術館」、駅前15店舗で障がい者作品展

藤沢まちかど美術館の様子

藤沢まちかど美術館の様子

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 藤沢駅を中心に現在、飲食店など15カ所で藤沢「よし介工芸館」(藤沢市遠藤)の作品を展示する「藤沢まちかど美術館」が行われている。

まちかど美術館の作品展示のあるお店の様子

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 2007年に「街がまるごと美術館になる」というコンセプトで行われた「カフェウィーク」を、昨年からフジマニパブリッシング(藤沢市鵠沼東)が主催する形で再始動。鵠沼海岸駅エリアまでの広さで散発的に展開した昨年に対し、今年は藤沢駅前周辺に集中して参加店を募ったという。参加店舗は、カフェなどの飲食店のほか、ホテル、ヘアサロンなど。

 出品しているよし介工芸館は、1994年4月に設立された市内にある知的障がい者支援施設。主に創作活動をし、木版画、機織り、絵画などで作品を制作。版画作品は木版の手刷りで、毎年カレンダーに加工したものは多くの愛好者から支持を受けている。今回の作品点数は参加15店で計50点ほど。

 2007年と昨年のイベントでは、知的障がい者・精神障がい者のアートを扱う平塚の施設「studio COOCA」(当時は「工房絵」)のに作品提供を依頼したが、今年は別の展示で協力できないことになり、「よし介工芸館」のみの出品となった。

 発足当初から設営から企画まで行ってきた、同イベントの発起人でもあるフジマニパブリッシング社長の三浦さんは「ぜひお店と絵との出会いを楽しんでください」と語る。

 11月14日まで。

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