鶴岡八幡宮境内にある鎌倉国宝館(鎌倉市雪ノ下2)で現在、特別展「国宝 鶴岡八幡宮古神宝」が開催されている。
同様の企画は開館時(1928年=昭和3年)より開催しているため85年の歴史がある。年に一度行われており、800年の伝統を今に伝える例大祭の時期に合わせて同宮が守り伝えてきた神宝を一堂に展示する。
国宝籬菊螺鈿蒔絵硯箱(まがきにきくらでんまきえすずりばこ)、木造源頼義坐像(ざぞう)など多くの貴重な展示物も含まれる。
「神道美術に興味ある方はもちろん、今まであまり興味のなかった方にも、ぜひ足を運んでいただきたい。展示品を通じて神道美術の豊かさ、奥深さをご理解いただければ」と同館学芸員の内藤浩之さん。
開館時間は9時~16時30分(入館は16時まで)。月曜休館(9月16日は臨時開館)。観覧料は、大人=500円、小中学生=200円ほか。9月16日まで。