東慶寺ギャラリー&ショップ(鎌倉市山ノ内、TEL 0467-50-0460)で6月21日から、「涼風をもとめて~夏の手仕事展」が開かれる。
「日本の夏を涼しく過ごすために、おすすめの小物を集めた」という同展。夏の帯留め(obidome、堀尾みゆきさん)、注染手ぬぐい、げた(小倉染色図案工房、小倉充子さん)、扇子、日傘(アトリエ・Kinami、久保紀波さん)、竹工芸(岡本詳三さん)、ガラスの風鈴、うつわ(橋村大作さん、野美知さん)、藍染めのストール、バッグ(LITMUSさん)、鍛金の小物(小笠原加純さん)と多彩な小物が並ぶ。
帯留めは「江戸切り子」「陶器」「布地」など、さまざまな素材の帯留めを紹介。今の季節、東慶寺の境内に咲く花をモチーフにしたものも登場する。扇は手漉き和紙、ピーニャなどの自然素材を生かしたもの。手ぬぐいの図案はすべて作家のオリジナル。竹工芸は季節の花を生けて楽しむ花かごが中心。
今回の目玉という東慶寺オリジナルの「風呂敷茶箱」は春に紹介して大好評だったというオリジナルの茶箱。夏の備えとして、竹かごバッグも発表する。
ショップスタッフの堀光子さんは「アジサイと山の緑が美しいこの季節、北鎌倉の自然を楽しんでいただいた後に『手仕事』の美しさに触れていただけたら。本格的な暑さを迎える前に、『使って楽しむ』夏の小物を選んでいただけたら幸い」と話す。
営業時間は10時~17時。今月29日まで。