藤沢に10月6日、ダイニングバー「臥薪 炉(がしん ろ)」(藤沢市鵠沼橘1、TEL0466-29-3783)がオープンした。
店舗面積は25坪、席数は45席。らせん階段をあがったビルの2階にあり、縁側をイメージした畳の小上がりとヨーロピアンな椅子が特徴のカウンター席がある。カウンターは7.5メートルの一枚板を使う。
産地にかかわらず仕入れたA4、A5クラスの肉を、グリルバンで温度を調節しながら火を入れる。全ての席から見える炉があり、串に刺したサバ、イトヨリ、アカハタといった旬の魚を焼く。ワインはソムリエ資格を持つホールスタッフが、食材に合ったフランス・米国産のワインのほか、日本酒や焼酎なども取りそろえる。
同店は昨年10月7日に大船にオープンした臥薪1号店に次ぐ2号店。料理長兼統括責任者の松井俊樹さんは「1号店の和ビストロの雰囲気は残しつつ、今回は魚だけでなく肉とワインにこだわり、より和と洋の融合を目指した店になっている」と話す。
松井さんは、辻調理専門学校イタリア・フランス料理専門カレッジを卒業後、洞爺湖ウィンザーホテルのほか、カフェ・ラボエム世田谷店や西麻布寿司「権八」の店長などを経て、藤沢店を統括する。
「全てのお客さまから愛される店作りを心掛けているが、雰囲気などを考えると、こっそり女性を連れて来て楽しんでいただいたり、深夜までやっていることで、同業者の方から仕事終わりにあそこで一杯やろうといわれたりするような店にしていきたい」と話す。
営業時間は、月曜~木曜=17時~翌2時、金曜・土曜・祝前日=17時~翌4時、日曜17時~24時。