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鎌倉文士の邸宅で「秋の鎌倉古美術展」-ジャンルにとらわれない15店

古美術展に出品予定の東北地方に伝わる民間信仰の「山之神像」

古美術展に出品予定の東北地方に伝わる民間信仰の「山之神像」

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 鎌倉文士の邸宅を生かした「西御門サローネ」(鎌倉市西御門1、TEL 0467-23-7477)で11月1日・2日、「旅するモノの集う市-秋の鎌倉古美術展」が開催される

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 鎌倉文士・里見とん(=弓へんに享)が自ら建築に携わった築90年の旧邸で行う古美術展。参加は15店舗で、正統派和骨董(こっとう)から仏教美術、日本の古民芸、東南アジア、中国少数民族の古民芸、ジャンクなどジャンルにとらわれない品ぞろえとなっている。

 今回で12回目を迎える同展。ユニークな品ぞろえの「きこゆ」「ticoRet」「わとな」のほか、「三坂堂」は仏教美術や民間信仰、「SYN美術」「ガリレア元」「ギャラリー金子」は東南アジア、中国の古民芸などエスニック系の美術を扱う。「ブリキ星」は西荻のギャラリーオーナー兼骨董商、「一閑」は仏教美術をそろえる。他にも、さまざまなバックボーンを持つ持ち主がおり、品ぞろえに反映されている。

 同展代表の細田賢さんは、「趣のある空間に古い品を並べると一層品物が映えるので、趣のある古い建物で古美術展を開催したいと常々思っていた」ときっかけを話す。「トレンドを追わず、自分が美しい、楽しいと感じる品を中心に取り扱っている。美しいもの、楽しいものが好きな方にお越しいただきたい」とも。

 開催時間は11時~17時。入場無料。

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