鎌倉市大船に1月15日、フランス料理店「シェ・ソウマ 鎌倉」(鎌倉市大船2、TEL 0467-33-4739)がオープンした。
店舗面積は約30坪、席数は24席。大船駅から少し歩いた住宅街にあるれんが造りの建物で、店内には現代作家による風景画などを展示し、アンティーク調の椅子を置く。テーブルは「ゆったりと食事を楽しめるように大きめのもの」を用意。
メニューはコースのみ。三浦や地元鎌倉の食材を使用した、「新鮮な旬素材そのままの味を生かした料理」が並ぶ。ランチは、一口オードブル、本日の前菜、本日のスープ、本日の肉料理、デザート、コーヒー、パンの「鎌倉」コース(3,888円)のほか、「アミ」(5,184円)、「シェフスペシャル」(7,344円)を用意。ディナーは「鎌倉」(9,288円)、「アミ」(1万2,960円)、「シェフスペシャル」(1万6,848円)となっている。
オーナーシェフの相馬秀夫さんは1982年に渡仏し、4年間フランス料理の修業後、帰国。1996年にシャトーレストラン「タイユバン・ロブションカフェ・フランセ」料理長、2002年にリゾートトラスト「エクシブ軽井沢」洋食料理長を歴任後、2005年軽井沢に自らの店舗「軽井澤 シェ・ソウマ」をオープン。今回、同店を開いた。
相馬さんは「コース料理の中に、ストーリーをつくり出している。前菜から最後のデザートまでを召し上がっていただき、私が描く物語を楽しんでいただきたい。選び抜かれた食材を手間暇かけ、最高の状態でお客さまへ提供している」と話す。
「地元の方々に愛される店づくりを目指している。会食、記念日や誕生日のお祝いなど、特別な日の食事にぜひ利用いただきたい」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~20時。月曜定休(日曜はランチのみ)。完全予約制。