男性への愛の告白文が書かれたふんどしを車内の中づり広告スペースに掲出する「愛のふんどし告白電車」が来年2月、江ノ電を走る。その告白文を12月31日まで募集する。
同電車は、ふんどしメーカーで女性向けブランド「SHAREFUN(しゃれふん)」を展開するプラスチャーミングと江ノ電のコラボ企画。ふんどしの文化や健康性、機能性などをアピールするために広い世代が利用する江ノ電に依頼し実現した。
同社が販売しているふんどしは、お尻をすっぽりと包み込む「越中ふんどし」をおしゃれにアレンジしたリラックスウエア。締め付けが無く風通しも良く、「ふんどし女子」という言葉も生まれているという。この布製のふんどしを中づり広告用にリサイズし、告白文を書き込んで掲出。色はハッピーカラーの黄色で統一する。
応募できるのは女性だけで、メッセージは30文字程度。応募作品の中から「ふんどし電車で告白して委員会」が40作を選び当選者に連絡し、後日直筆で書き込んでもらい2月8日~14日に運行する同電車内に掲出する。2月14日は日本記念日協会に正式に認定された「ふんどしの日」。
3月14日のホワイトデーには告白した相手の男性からの返事を車内に掲出する企画も用意する。
同社の中川ケイジさんは「江の電さんに話を持っていった際には本物のふんどしを掲出するということで最初は驚かれたが、意図を伝えると快諾いただけた」と話し、「恋愛相手への愛の告白はもちろん、夫婦や父娘など普段はなかなか言えない感謝の気持ちを伝える機会にも使っていただければ」と応募を呼び掛ける。
応募方法はホームページで確認できる。