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タブロイド紙「名店シンブン」、2号発行 アーティストが毎号「カオス」を表現

名店ビルに掲げられた名店ビルを抱える大きなオジサンのグラフィック

名店ビルに掲げられた名店ビルを抱える大きなオジサンのグラフィック

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 藤沢駅前の商業ビル「フジサワ名店ビル」(藤沢市南藤沢)が12月13日、新聞型のタブロイド紙「名店シンブン」の第2号を発行し、市内の主要新聞へ折り込みを行うとともに、懸垂幕を刷新した。

ESOWさんが描いた名店ビルを抱える大きなオジサンのグラフィック

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 フジサワ名店ビルは1965(昭和40)年創業の商業ビル。精肉店、鮮魚店、青果店、書店、喫茶店、総菜店など30店ほどが軒を連ねる「藤沢の台所」として古くから藤沢駅前の商業拠点として親しまれてきたが、建て替えに伴い2027年夏で営業終了することが発表されている。

 同紙は、名店ビルにゆかりのあるアーティストや世界観を表現するクリエーターが1人1号を担当する連作企画として発行しており、1号は「ソラミミスト」としても知られるイラストレーターの安斎肇さんだった。今回のアーティストは、スケートボーダーでイラストレーター、グラフィティアーティストのESOWさん。名店ビルを抱える大きなオジサンを描いた。

 その他の企画では、ビルを支える裏方にスポットを当てた「名店ジンブツ」や、ビルの知られざる秘密を紹介する「名店トリビア」、名店ビルのカオスなところにスポットを当てる「だから、名店ビル」など、連載形式で同ビルの魅力を再発見する。年3回の発行で、計9号の発行を予定している。

 同紙はビル内にも配架するほか、近隣の飲食店などにも配布する。次回発行は来年4月を予定。

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