新江ノ島水族館で「ハワイアンアート展」-作家コラボ、ワークショップも

ノスタルジックなHilo Kumeさんのイラスト。Dawn of Hawaiian Isle ©hirokume

ノスタルジックなHilo Kumeさんのイラスト。Dawn of Hawaiian Isle ©hirokume

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 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸2、TEL 0466-29-9960)は現在、「えのすいハワイアンフェスティバル」の一環として、ハワイをテーマにしたイラストとステンシルのコラボレーションによる「えのすいハワイアンアート展」を開催している。会場は2階なぎさラウンジ。

ハワイアンなモチーフが食卓を彩る川島さんのステンシル作品

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 同展は、過去に別々に行ったイラストレーターHilo Kumeさん、ハワイアンステンシルデザイナー川島香織さんの作品展が好評だったことから、同じハワイをテーマに活動するアーチストとして同館がコラボ企画を提案し実現した。

 イラストを描くHilo Kumeさんは、1980年代から「古き良きハワイ」をテーマに写真を撮り続け、1991年に「マウイ島で見た美しいフルムーンに魅せられたことを機に」絵画やイラストでも同様の世界感を表現。音楽CDのジャケットや書籍のイラスト、カレンダー制作など、国内外でハワイ関連のアートワークを手がける。

 ステンシル作品は、鎌倉(長谷)・茅ヶ崎など湘南を拠点に全国で作品展やワークショップを行うハワイアンステンシルデザイナーの川島香織さんによるもの。川島さんが好きなハワイの自然や神話などのハワイ文化に自身のライフワークであるステンシルを融合させ、ハワイアンステンシルを考案した。

 会場にはイラスト15点のほか、サーフボード、カトラリー・コップなどのテーブルウエア、灰皿、ポスト、Tシャツ、スカート、バッグ小物、ルームサイン、収納ボックスなどのステンシル作品を展示。期間中の土曜・日曜に行われるハワイアンステンシルのワークショップでは、コースター(700円)、マウスパッド(1,500円)、ハンドタオル(1,400円)、ペン立て(2,000円)、着せ替えサーモマグ(3,000円)などの中から好きなものを作れる。

 新江ノ島水族館広報チームの井上麻子さんは「会場のなぎさラウンジは、一面ガラス張りで海が見渡せる気持ちの良い空間。ベンチも設置しているので、2人のアーチストの世界をじっくり堪能してほしい」と話す。「館内のテーマ水槽では6月30日まで、生き物の名前をハワイ語で紹介している。この機会にハワイにたっぷり浸ってほしい」とも。

 開館時間は9時~17時。7月11日まで。11日にはハワイアンデュオLauLaのハワイアンライブ(12時~、14時~)、湘南で活動するフラ・ハラウによるフラパフォーマンス(11時~、13時~)を予定。

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