どら焼きが人気の和菓子店「鎌倉するがや」、長谷駅前に新店

店舗は江ノ電が行き交う長谷駅改札を出るとすぐ視界に入る

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 鎌倉・長谷駅前に5月28日、「鎌倉するがや」長谷駅前店(鎌倉市長谷2、TEL 0467-22-8755)がオープンし、連日にぎわいを見せている。

実演販売する焼き立てのどら焼きも人気がある

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 1937(昭和12年)に創業し、「長谷の大福餅」「鎌倉どら焼き」を主力商品に季節菓子を販売する鎌倉するがや。長谷駅から徒歩5分の場所に本店を構えるが、「他業者に貸していた駅前の物件が空いたのを機に、より人通りの多い駅前への出店を決めた」という。

 同店では、鎌倉商工会議所 鎌倉産品推奨委員会から鎌倉らしさを感じさせるものとして「かまくら推奨品」の認定を受けた「鎌倉どら焼き」のみを販売。素材には北海道十勝産の小豆、相模原の養鶏場から直送する鶏卵、群馬県産の小麦粉、国産サトウキビから精製した上白糖などの国内産を使用し、「ふっくら焼き上げた皮と甘さ控えめのあんのバランスが好評」という。

 どら焼きの種類は、プレーンタイプの「大納言どら焼き」、北海道産バターを挟んだ「バターどら焼き」、生地に宇治抹茶を使った「抹茶どら焼き」、生地に香川県讃岐の和三盆糖を使用した「和三宝どら焼き」、紫芋のあんを挟んだ季節商品「あじさいどら焼き」(各170円)、栗の甘露煮を挟んだ「栗どら焼き」(220円)などで、1日平均500個前後を販売。店頭では1日1種類の実演販売を実施し、焼きたての提供も行う。

 三代目和菓子職人で同店店長を務める佐藤衛さんは「平日でも人通りの多い駅前で、実演販売を通してお客さまの生の声を聞きながらどら焼きを作ることが何よりの喜び」と話す。「夏期には初めての試みとしてアイスどら焼きの販売を予定しているので、ぜひ味わってほしい」とも。

 営業時間は11時~17時。水曜定休。

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