藤沢の古民家アートスペース「蔵まえギャラリー」(藤沢市藤沢、TEL 0466-25-9909)で現在、近隣作家8人による、アートなお年玉をテーマとした作品展「お年玉袋」が開催されている。
昭和初期に建てられた「米屋」の母屋と内蔵を活用した同ギャラリー。今回の展示は、土間から続く小さな座敷スペース「こあがり」を使ったアートスペースで行われている。
同展開催に当たり、同ギャラリーは「年に一度の作家からのアートなお年玉」というテーマで作家に作品制作を依頼した。同ギャラリーのアーティストメンバー「A-whto(えわっと)」をメーンに、つまみ細工、布小物、ガラス工芸、書、編み物やイラスト、陶人形などを手がける作家8人が参加。テーマに沿って、それぞれの独自の視点から新しい作品を生み出した。
作品点数は150点ほど。干支(えと)のウサギの作品や、三浦ガラス工芸館「KIRARI」の福袋、手軽に使える小物類なども多数展示する。パッチワークの袋に小物などを数点詰め合わせた作家別の「お年玉袋」も用意した。「お年玉袋は、すぐに使えてお得な楽しい内容になっている。ギャラリー作家の作品の年に一度の割引も行っているので、ぜひ足を運んでほしい」と同ギャラリーの佐野さん。
営業時間は10時~19時。1月23日まで。