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鎌倉に「さびた風合い」のアンティーク扱う雑貨店-ギャラリーも併設

「ルーユブラン」(手前)に隣接しギャラリー「セイロッソ」もオープン

「ルーユブラン」(手前)に隣接しギャラリー「セイロッソ」もオープン

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 鎌倉・由比ヶ浜の六地蔵交差点近くに1月29日、「さびた風合い」をコンセプトにセレクトした雑貨を扱うセレクトショップ「Rouille Brun(ルーユブラン)」(鎌倉市由比ヶ浜2、TEL 0467-84-7292)がオープンした。「Rouille」は「さび(錆)」、「Brun」は「褐色」を意味するフランス語。

アンティークの金具や板などを使用した陳列棚はオーダー品

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 オーナーは、藤沢でレザーアイテムとシルバーアクセサリーの製造販売を手がける「Dahlia Cyan(ダリアシアン)」を7年前から営む浅井幸代さん。店の家具や備品を、浅井さんがもともと好きだったアンティークやビンテージ物でそろえたところ、「商品よりも備品を欲しがる人や鎌倉にアンティークショップを望む声が多かった」ことから今回の出店を決めた。今月17日には同店に隣接してギャラリー「Sei Rosso(セイロッソ)」も開いた。

 店舗面積は約6坪。「欧州のクラシックな店」をイメージした店内は、入り口正面の壁に「若いころから憧れていた」というウィリアム・モリスの輸入壁紙を貼り、家具は特注品を含めアンティークで統一。「作品が映えるようシンプルに仕上げた」ギャラリー(約5坪)は、芳名帳用の台をはじめ趣のあるビンテージ家具でそろえ、経年変化を思わせる天板による展示台などをしつらえた。

 アンティーク雑貨は、イタリア・ミラノのナヴィリオ地区で毎月行われている骨董(こっとう)市で現地在住の専属バイヤーが仕入れたものが中心。「見た目重視で、いろいろな国のさまざまな時代のアイテムの中からで選んでいる」と浅井さん。ほかに、作家ものの器やステーショナリー、ろうそく、せっけんなどの生活雑貨も扱う。価格帯は、アンティーク雑貨=1,000円~3万円、作家ものの器=1,500円~1万円、生活雑貨=500円~5,000円。

 「ショップもギャラリーも『宝探し』のように、個性豊かな出会いを楽しんでほしい」と浅井さん。

 営業時間は11時~18時(ギャラリーのみ火曜は16時まで、木曜は13時から)。水曜定休。

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