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市民らによる「花火大会」が湘南に復活-地元学生が発起、花火で地域活性を

辻堂の花火大会開催へ向け奮闘するスタッフたち

辻堂の花火大会開催へ向け奮闘するスタッフたち

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 藤沢市の学生らが中心に発起した「みんなでつくる花火大会企画委員会」(藤沢市藤沢1、TEL 0466-53-1106)が9月11日に藤沢・辻堂海岸周辺で「辻堂花火大会」を開催するために活動を続けている。

震災により中止が相次いだ湘南の花火大会が、地元学生らにより復活、9月開催へ

 東日本大震災の影響で中止を発表した江の島花火大会。これを受けて4月下旬、藤沢市の慶応義塾大学院生の塩飽(しわく)圭亮さんら4人が中心になり、花火大会の実現に向けて活動を始めた。

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 湘南一帯で花火大会の中止が相次ぎ、「本当にこの流れが地域や日本にプラスになるのか、本当に花火大会実施はできないのかと疑問に思った」という。「こうした状況だからこそ花火で地域を盛り上げたい」と塩飽さんが発起人となり地元の元同級生らが賛同。ゴールデンウイーク前に花火業者や市観光課へ相談し、「実施は困難だが不可能ではない」という意見から開催へ向けて前進を決めた。

 藤沢市の「内田商店」から協賛金と事務所のスペースの提供を受けた。慶応義塾SFCのサークル「花火師会」が花火業者との連絡や許可申請を担った。次第にツイッターやニュースなどをきっかけに資金提供する地元企業や地域の人々が集結。現在は計60人ほどで企画を進めている。

 ホームページの立ち上げや街中へのポスター貼り、募金箱の設置も行った。現在、集まった資金は250万円ほど。同委員会では花火制作費、警備費など500万の予算が必要と見ており、随時募金や協賛企業などを募集している。

 当日の花火の打ち上げ規模は300発ほど、観客動員予定数は地域住民を中心に1万人を見込んでいる。「こうした厳しい状況だからこそ花火を打ち上げることに意味があると信じて活動している。例年の大きな花火大会ではなく、小規模でも地域に根ざした楽しめるものになれば」と塩飽さん。「募金や協賛をしていただくのは本当にありがたいこと。一緒に頑張ろうという思いでつながり合い、湘南の夏に花火を一発でも打ち上げたい」とも。

 打ち上げの詳細などは近日発表する予定。随時、当日の警備、清掃を行うボランティアスタッフも募集している。

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