テークアウト専門の総菜店「鎌倉惣菜」(鎌倉市小町1、TEL 0467-50-0449)で現在、Soup Stock Tokyo(以下、スープストック)の調理用ベース「家でつくる」シリーズを使ったオリジナル料理を期間限定で販売している。
スープストックとのコラボメニューを手掛ける鎌倉惣菜の阿部シェフ
7月に発売されたばかりの完熟トマトと野菜のうま味を合わせた「トマトスープベース」と、スパイスの香りで魚介の味を引き立てる「シーフードカレーソース」を使ったスペシャルメニューを、3人のシェフに依頼した「スープストック」の特別企画。調理用ベースは店内で試食できないことから、「飲食店で味わう機会を提供し、家庭での使用感を体感してもらう」ことを目的として実施する。これらのメニューは、各シェフの店舗で提供するほか、同社のホームページでレシピを公開している。
その1人である「鎌倉惣菜」の阿部シェフは、鎌倉の店舗で添加物に頼らない総菜を量り売りで販売している。「食とは、おいしいのはもちろん、食べること、作ることがコミュニケーションを生む」という阿部シェフの思いが同社のコンセプトに重なり、今回コラボレーションが実現した。
提供しているメニューは、蒸し煮で仕上げた「シーフードカレーのブルグールチキン」(100グラム=320円)と、豆乳を使った「ベジラグーと豆乳のラザーニャ」(同=350円)の2種類。「スープストックは以前から好きな店で、今回の企画に参加できたのはとても光栄なこと。トマトスープベースは動物性食材不使用で、ラザーニャも肉や乳製品を使わずに仕上げた。カレーソースはシーフードのうま味たっぷりなので、チキンを合わせてうま味を重ねた。ぜひ一度味わっていただければ」と阿部シェフ。
営業時間は11時~14時、16時~18時。月曜、第1、3日曜定休。販売は10月29日まで。