食べる

鎌倉・浄明寺にスペインバル-滞在13年の女性が開く、現地の味再現

闘牛場の砂の色をイメージした壁にはフラメンコや闘牛のポスターなどを貼った

闘牛場の砂の色をイメージした壁にはフラメンコや闘牛のポスターなどを貼った

  •  
  •  

 鎌倉・浄明寺バス停近くに昨年12月7日、スペインの村のバルそのままの料理を提供するスペインバル「La Parada(ラ・パラーダ)」(鎌倉市浄明寺2、TEL 0467-67-1078)がオープンした。店名の「Parada」は「バス停」を意味するスペイン語から。

ショーケースにはマリネや煮込みなどの料理が並ぶ

 同店を開いたのは、同所近くで生まれ育ち、フラメンコを学ぶため1996年から13年間スペインに滞在した井上麻弥(まや)さん。アンダルシア州の州都セビリア近郊の村、マイレナ・デル・アルコールでスペイン人の夫と義父と暮らし、村の人に聞いて覚えたレシピを生かした「村の味そのまま」の料理を提供。「日本にあるスペイン料理店のメニューは純粋なスペイン料理とは言い難く、価格設定もかなり高い」と井上さん。それだけに「現地の味に忠実であること、安く食べられることにこだわった」と話す。

[広告]

 店舗面積は約18平方メートル、席数はカウンター8席、テーブル4席。カウンターの壁紙やテラコッタ調のフロアタイルの施工など、改装の大半は井上さん自ら手がけ、黄色い内壁は闘牛場の砂の色をイメージした。

 タパス(小皿料理)は1皿300円~。100グラム250円でテークアウトもできる。メニューは、自家製マヨネーズを使いペースト状に仕上げた「ポテトサラダ」、「魚介類のマリネ」「焼きパプリカのマリネ」「エビのにんにくオイル煮」などのほか、「ヒレ肉のウイスキー焼き」、酢漬けにした鶏肉をフライにした「手羽先のアドボ」などの肉料理、「セラニート」(豚肉・生ハム・ピーマン入りのサンドイッチ)、パエリア(2人前~)なども用意する。

 ドリンクは、「クルスカンポ」(ビール)、スペインを代表する高級赤ワイン「リオハ」、「シェリー」(以上500円)、「カヴァ(スパークリングワイン)」(ボトル2,500円)など、スペイン産のものをそろえる。ボトルワインは1,700円・2,000円・3,000円。

 「『駅から離れた場所でなぜ開業を?』という人もいるが、スペインではどこにでも点在するのがバル。近所の人が気軽にふらりと立ち寄れる場所にしたい」と井上さん。スペイン人によるスペイン語教室を開く2階は、「イベントや子連れのお客さんの集まりなどに対応し多目的に活用していく」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~21時30分。水曜定休。

  • はてなブックマークに追加