藤沢市は6月1日、公式フェイスブックページ「ColorFULL FUJISAWA（カラフルフジサワ）」を開設した。

　同市では、「広報ふじさわ」「藤沢市ホームページ」などの広報メディアがある中で、これまでのメディアでは伝えきれない身近な話題や「ホット」な情報などを提供するとともに、参加者同士がコミュニケーションを図ることで情報交流の場として利用してもらうことを狙いとしている。

　今年1月より準備を始め、ページの方向性、コンセプト、テーマを設計した上で、デザイン、コピー、コンテンツを検討。既存の広報メディアではアプローチできていない市民への情報提供、魅力的で旬な情報によって市民に誇りや郷土愛を高めてもらうことのほか、市民でないユーザーにも見てもらうことで市のイメージアップにもつなげる。

　開設から1カ月以上たつが、開設後2週間で1000人のファンを獲得するなど当初の想定より反響が高かったという。海関連のイベントや旬なニュースのほか、藤沢市の昔の写真などへの反響が多い。ユーザーは20～50歳代と幅広いが、特に30～45歳の男性層が多い傾向。

　今後も街の話題、季節の風景などフェイスブックならでの情報を提供するほか、他メディアの情報補完としても積極的に活用する考え。フェイスブックの特長である交流の場としては、「市が提供する情報をもとに、市民同士が共感し、語り合い、盛り上げていってもらいたい。これからも色とりどりの魅力的な情報を提供していくので、ぜひお気軽にご参加ください」と広報課主幹の市川さん。