北鎌倉の多目的スペース「北鎌倉ツドイ(to do it)」を運営する明後日(鎌倉市山ノ内)は10月27日、「星月夜の鎌倉を読む~『北鎌倉と安倍晴明』お話会とフィールドワーク」を実施する。
北鎌倉に今も点在する、陰陽師・安倍晴明ゆかりの碑や場所について紹介。2部構成で、前半は鎌倉の史跡研究家、きし亀子さんをゲストに、講義を聞く。後半は、参加者と共に実際の場所に出向くフィールドワークとなっている。
同社社長の長内さんは、以前から頼朝以前の鎌倉や語られることのない歴史に関心があったといい、きし亀子さん独自の深い考察にも注目。今回同社が北鎌倉に拠点を持つことになり、同エリアの知られざる歴史を取り上げようと考えたのが、同企画のきっかけ。
きしさんは、鎌倉在住48年。中学校教諭を退職後、鎌倉の知られざる歴史について、地図やコンパス、星座表を駆使して考察を続け、広いテーマを独自の視点と深い考察から探り多くのファンを獲得している。今年7月 地湧社より「星月夜の鎌倉と塔の辻」を出版した。
「亀子さんは歴史や考古学の専門家ではないが、膨大な資料を読み解き、独自の視点から歴史を考察することで、今では忘れ去られている鎌倉の昔の姿が浮かび上がってくる」と長内さん。
開講時間は10時~13時。参加費は3,200円(きし亀子さんの著書も進呈)。問い合わせは、北鎌倉ツドイ(TEL 090-8044-9722)まで。