茅ヶ崎里山公園(茅ヶ崎市芹沢)に11月4日、「食と農を通じて地域活性を行う」新たな施設「里の家」(TEL 0467-50-6058)がオープンした。
建築面積は約312平方メートルで、内訳は多目的ホール=約132平方メートル、キッチンルーム=約298平方メートル、活動ルーム=約17平方メートル。
湘南地域の豊かな緑の残る丘陵地にある茅ヶ崎里山公園は環境の保全と利用のバランスを図るため、6つのゾーンごとに整備・利用・管理を行っている。今回オープンした同施設は最北部の「畑の村」に位置している。そこで周辺地域の近郊農業との連携を図り、地域の情報発信拠点として、周辺と連携した運営を行うことを目的に整備を進め、今回オープンの運びとなった。
「里の家」という名称については、畑の村拠点施設(仮称)名称選定委員会を設置し、名称候補の 募集方法、名称選定の方法などの検討を行い、105件の応募の中から最終的に「里の家」に決定したという。
「農を楽しみ、食を楽しみ、地域とのつながりをつくるというテーマの下に整備した里の家。子どもから大人まで多くの利用者が日本の原風景ともいえるこの里山に接し、一日を楽しく、たくさんの思い出を作っていただきたい」と担当者。
利用に先立ち団体登録が必要。当面は無料で運用する。