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茅ヶ崎で「じぶんのいっぽ」展-心拍を音や光に変えて体験できる作品など

金箱淳一さんの「24億分の1」

金箱淳一さんの「24億分の1」

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 茅ヶ崎市美術館(茅ヶ崎市東海岸北1、TEL 0467-88-1177)で、現在、夏の福袋「じぶんのいっぽ~ここから~」展

緑が浜小学校で行われた「自分マッピング」のワークショップの様子

が開かれている。

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 毎年、夏に開催される夏の福袋展。今回は、最も身近だけれど不思議な存在である「自分」に目を向ける。自分の心拍を音や光に変えて体験できる作品、自分の踏み出す一歩によって光る石の作品、地元茅ヶ崎の学校と連携したワークショップでつくったオリジナルの茅ヶ崎の地図など、子どもから大人までが楽しめる作品となっている。

 金箱淳一さんの「24億分の1」は、鑑賞者が自分の心拍に連動して変化する万華鏡の映像を目で見て、心拍のテンポに応じて作り出される音楽を耳で聴き、寝転んだ床の振動を背中で捉えることができる作品。「The Blink Stone」は、首藤圭介さんと金箱淳一さんによる太陽光によってエネルギーをため、踏みしめる一歩によって瞬間的に光る石だ。「自分マッピング」は、首藤圭介さんと金箱淳一さんが茅ヶ崎市内の学校と一緒になって創り上げたもの。正確な地図は見ないで、自分が思う距離と大きさで地図を作るプロジェクトとして計76点を紹介する。

 同館学芸員の藤川悠さんは「赤ちゃんが自分の手足を見つめたり、時にはなめたりして自分の存在を認識している様子を見て、誰もが産まれたころには自分で自分の体や存在を確かめたりすると感じたことから、日常の生活をしていると忘れてしまう『自分』という存在をテーマにしようと思った」と話す。「体験型の作品なので、『美術館に行くのは初めて』というお子さまから、普段あまり美術になじみがない方も楽しんでいただける」とも。

 開館時間は10時~18時。入館無料。月曜休館。8月31日まで。

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