「~うみとさかなの祭典~腰越漁協みなとまつり」が9月27日、腰越漁港(鎌倉市腰越2)で開かれる。主催は同実行委員会と腰越漁業協同組合。
会場では、鮮魚販売、朝どれフライ販売、模擬店、ステージイベント、稚魚の放流、親子釣り船体験、クルージングなどが行われる。昨年までは町内会主催だったが、今年から漁協が引き継ぎ地域住民はスタッフとして参加。「海と魚で遊んじゃえ」をテーマに、漁港だけでなく海上にまでエリアを広げて腰越の魅力をアピールする。
今回初めて行われるのが、国土交通省や神奈川県が推進する「三浦半島『海の駅』巡り」とコラボレーションした「腰越・江の島沖周遊クルーズ」。全長14.62メートルの「シーフレンズ1」に乗船し、同漁港から江の島沖をクルージングし、海から鎌倉や江の島を眺める。
ステージイベントには、腰越小学校、腰越中学校、鎌倉高校、七里ガ浜高校、鎌倉女子大学、ユーカ(コンパニエロ)、バックルカバーなどが出演。
同実行委員会の渡邊昌一郎さんは「腰越漁港は風光明媚(めいび)で環境に恵まれた港。江の島や鎌倉市街が近く、富士山と夕日の絶景ポイントとしても人気。オリンピックの江の島開催が決定し、六次産業化と未来志向型の漁港整備も期待されている。今回は、観光バスよりも大きいクルーザーによる遊覧など初めての企画も用意したので、ぜひ腰越の港と海を存分に楽しんでほしい」と話す。
開催時間は9時~16時。稚魚の放流は11時~(受付開始10時)、無料、先着120人。親子釣り船体験は13時~(同12時)、大人=500円、子ども=300円、先着100人。「腰越・江の島沖周遊クルーズ」は11時~・14時~・15時~の3便、先着各50人、大人・子ども共500円。小雨決行。荒天中止。