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鎌倉在住漫画家・赤石路代さんトークイベント 聞き手は同級生のカフェ店主

赤石さんの最新刊「鎌倉けしや闇絵巻」とイベントのフライヤーを手にする「悠香房」店主の金子さん夫妻。「中国茶を飲みながらゆっくり楽しんでいただければ」

赤石さんの最新刊「鎌倉けしや闇絵巻」とイベントのフライヤーを手にする「悠香房」店主の金子さん夫妻。「中国茶を飲みながらゆっくり楽しんでいただければ」

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 漫画家・赤石路代さんのトークセッションが1月30日、中国茶房「悠香房」(鎌倉市扇ガ谷4)で開かれる。

会場は鎌倉の中心部から少し距離のある扇ガ谷という閑静なエリアの一軒家カフェ。室内は店主が選んだシックな中国家具が並び落ち着いた雰囲気

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 赤石さんは1979(昭和54)年に小学館新人コミック大賞に入選し、別冊少女コミック掲載の「マシュマロティーはひとりで」でデビューした漫画家。以来、次々とヒット作を世に送り出しており、小学館「プチコミック」に連載した「P.A.(プライベート・アクトレス)」はテレビドラマ化もされている。

 現在は鎌倉在住で、初めて鎌倉を舞台にした「鎌倉けしや闇絵巻」(小学館フラワーコミックス)1巻を昨年6月に、2巻を同10月に出版した。

 イベント会場となる同店店主の金子正さんとは埼玉市内の小中学校時代の同級生。お互いが鎌倉に移り住んでいることは知っていたが、昨年11月に赤石さんが同店を訪れ約40年ぶりの再会となった。

 金子さんは当時の赤石さんを「物静かな文学少女のようだった」と振り返る。「特に親しいわけではなかったが、今は同じ鎌倉に住んで仕事をしているのも何かの縁」と思い最新刊を読んでみたところ、身近な鎌倉を舞台に展開するストーリーにも引かれた。そこで「漫画家として今の彼女がどんな毎日を送っているのか、どのようにアイデアを生み出しているのか、どのように描いているのかなど具体的に聞いてみたい」とトークイベントを企画した。

 当日はデビューから現在までの歩みをはじめ、創作活動、「鎌倉けしや闇絵巻」の裏話などを、金子さんが同級生ならではの親しさと突っ込みを交えて聞く。参加者が赤石さんに直接質問する時間も設ける。

 金子さんは「コンパクトな空間でお茶を飲みながら漫画家に話を聞く機会はなかなかないはず。プロの聞き手ではないが同級生だからこそ聞ける話もある。鎌倉に暮らす女性漫画家の日常や思考を掘り下げてみたい」と話す。

 開催時間は16時~18時。参加費2,000円(中国茶・お菓子付き)。応募方法はホームページで確認できる。

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