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病児保育施設に本を届けたい 鎌倉の出版社がクラウドファンディングで支援募る

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病児保育施設に本を届けたい 鎌倉の出版社がクラウドファンディングで支援募る

同プロジェクトのきっかけになった絵本作家・ともえだやすこさんの絵本などを手にする西野さん。「病児保育施設の現状を知っていただくきかっけにもなれば」

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 出版やミュージアムグッズの企画・製作・販売などを行っている「銀の鈴社」(鎌倉市雪ノ下3)は、病児保育施設の子どもたちに児童書を届けるために、ネットを使って資金支援を募るクラウドファンディングのプロジェクトを始めた。

支援した人へのリターンは礼状や報告書のほか、施設に届ける本やクリアファイルなどのグッズも

 同社は1986(昭和61)年に銀座で創業し、詩集、絵本、童話など児童書を中心に歌集、句集、エッセー、小説、教育書などを手掛けている出版社。2009年に鎌倉に移転し、古民家をオフィスとギャラリーにしている。

 同プロジェクトは同社社長の西野真由美さんが、熊本で病児保育施設を運営している絵本作家・ともえだやすこさんから現場の話を聞いたことがきっかけ。西野さんは「子どもが病気になった際に預けることができる施設は保護者に喜ばれているが、病気の流行などにも左右されるため経営が安定しないという。私たちにも何かお手伝いができないかと考えた」と話す。今年が同社の創業30周年に当たることから、記念事業として施設に児童書を届けるためのプロジェクトを立ち上げた。

 かつて東日本大震災の際に被災地に届けた書籍はさまざまなジャンルだったというが、今回は絵本や詩集などに絞る。読んだり読み聞かせしたりするのに時間が掛かる小説や童話ではなく、病気の子どもたちが負担なく楽しめることに配慮したという。詩集は見開き2ページで1作品として完結しているもので、どのページから読んでも、どのページで読み終えても楽しめる。「保育士さんたちから子守歌のように読み聞かせをするのに重宝しているという声をいただいている本を選んだ」と西野さん。

 目標額は関東エリアの160の施設に届けるために必要な62万円。早期に達成できた場合はネクストゴールとして、全国600の施設に届ける費用196万円を目標にするという。支援者へのリターン(返礼)は礼状や報告書、クリアファイルのほか、支援金額によって施設に届ける本と同じものを用意する。

 西野さんは「スタッフのみなさんが子どもに読み聞かせをするときに、その本の向こうに応援してくださったたくさんの人がいることを感じてもらえるはず」と話し、「病気で心細い子どもたちを癒やし、病児保育施設の未来につなげていくためにもぜひ支援を」と呼び掛ける。

 同ファンディングの資金募集期間は8月13日まで。支援の方法はホームページで確認できる。

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