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「トマトと豚のふじさわカレー」発売 県内一の地元産食材アピール

商工会議所青年部の篠原さん(左)と丸山さん(右)。市民祭りでブース出展し1600食を売り上げた

商工会議所青年部の篠原さん(左)と丸山さん(右)。市民祭りでブース出展し1600食を売り上げた

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 藤沢商工会議所(藤沢市藤沢)は、地元産の食材を使ったレトルトカレー「トマトと豚のふじさわカレー」を商品化し、イベントなどでの販売を始めた。

レトルトカレーのパッケージ。カレーの写真ではなく、江の島を配したイラストを採用した

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 「藤沢は湘南や江の島に代表される観光都市だが、実は農業や畜産業も盛ん。養豚の飼育頭数、ハウストマトの生産量とも県内一を誇る」と話すのは同会議所青年部の丸山栄一さん。「藤沢市の魅力を市内外に発信するための商品を企画した」と続ける。

 同商品は、藤沢産ブランド肉である高座豚の肩・ロース・バラ・モモ・肩ロースなどの部位や藤沢産トマトをピューレにして煮込み、水をほとんど使わない点が特徴。同青年部の有志が企画からレシピ作りまでを手掛けたが、トマトの風味や酸味を生かし「『ワインの製造量日本一の藤沢』もアピールするためにワインにも合うカレーを目指した」という。

 2000食を製造したところ、9月24日の「藤沢市民まつり」で1600食を売り上げた。11月18日の「藤沢ワイン祭り」など市内のイベント会場でも販売するほか、同会議所ミナパークや湘南FUJISAWAコンシェルジュでも取り扱っている。

 丸山さんは「今後もマイナーチェンジを繰り返し、藤沢を代表する地産地消の土産に育てていきたい。レシピも公開し、市内の飲食店で同様のカレーを提供してもらったり、料理教室で取り上げてもらったり、ゆくゆくは給食のメニューにも加えてもらったりできれば」と豊富を話す。

 同商品は1個600円(税込み)。問い合わせは電話(0466-27-8888)で受け付ける。

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