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鎌倉・稲村で独立系ブランド集め「山の道具展」 古民家でワークショップも

25日の空き缶を使ってアルコールストーブを作るワークショップでは燃焼の仕組みを学び、着火の喜びを体験

25日の空き缶を使ってアルコールストーブを作るワークショップでは燃焼の仕組みを学び、着火の喜びを体験

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 器と雑貨のセレクトショップ「VIVAHDE(ヴィヴァフデ)」(鎌倉市稲村ガ崎3)で3月21日から、独立系クリエーターらが製作する超軽量のアウトドア商品を展示・販売する第2回「山の道具展」が開かれる。

いつもは店主がセレクトした器と雑貨が並ぶ店内が、同展期間中は様変わり。昨年も普段は手に入りにくい超軽量のアウトドア商品などであふれた

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 昨年は6日間で約800人が来場、わずか15平方メートルの店内がにぎわった。「大手ショップには並んでいない商品と出合えた」「オンラインショップでいつもすぐに売り切れてしまう商品が手に入った」「製作した方と話したり、使い方のアドバイスをもらえたりてうれしかった」と声が寄せられたという。

 「今回は同じ稲村の徒歩圏内にある古民家が使えることが分かり会場に加えた。鎌倉らしい環境でワークショップや展示も」と話すのは、同店店主の森澤紀之さん。「ものだけでなく体験も持ち帰っていただければ」と続ける。

 古民家の会場では、24日に自分の好きな山を自分の好きなアイテムに刺しゅうする「二宮佐和子さんによる山の刺しゅうワークショップ」、「山と道」と「BIG O project」によるシルクスクリーンプリントでのメッセージを共有する「ライブシルクスクリーン」、25日には空き缶を使って作る「アルコールストーブワークショップ」と島根の組子細工職人による「木のスプーン作りワークショップ」を開く。同会場で両日とも絵画で秩父の山を描いた「小泉直彦作品展」、熱湯を加えて2分でできるビーガン仕様の携帯食ビバークレーションの試食販売も行う。

 「アウトドアのファッション的な部分だけでなく、山への憧れや畏れ、サスティナブルな考え方、自分で作ることの楽しさや難しさなど、背景や文化的な側面を感じてもらえるような方に出展をお願いした」という。

 同店内での出展者も大幅に増やした。「if you have」「大江憲一」「OGAWAND」「Gコ山(グレートコッシーマウンテン)」「リバーサイド・ランプラー」「ローカスギア」など超軽量の商品をメインにしたブランドが並ぶ。昨年は好評で売り切れてしまった同店オリジナルの「山のうつわ」の新シリーズも展示販売する。

 森澤さんは「アウトドアの楽しみ方は人それぞれ。自分らしい楽しみのきっかけに出合ってもらえたらうれしい。ワークショップでは自分の使う道具を作るMYOG(Make Your Own Gear)を体験して」と呼び掛ける。
 開催時間は、平日=13時~19時、土曜・日曜・祝日=11時~18時(最終日は17時まで)。ワークショップは有料。今月25日まで。

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