藤沢市内在住の画家Shirasuさんが、片瀬江ノ島のギャラリースペースGallery-T(藤沢市片瀬海岸1)で開催していた6日間の作品展の全日程を終えた。去年の11月に続き2回目の作品展。
Shirasuさんは藤沢市内在住。作品は主にアクリル絵の具を画材に使い、通常のキャンバス以外に父親に切り出してもらった円型の板を使うなど、オリジナルの手法で自身の世界観を表現する。「普段の仕事は名刺やチラシを請け負ってパソコンで作成する商業デザイナー。これまでは作品制作など全く行っていなかったが、昨年第一子を授かったことを機に作家活動をスタートした」と話す。
いくつかの作品には同名のタイトルが印字されたCD-Rも並べて展示される。妻でミュージシャンの工藤江里菜さんが作曲した音楽が収録されており「2つ合わせて一つの作品になるように創作した」と笑顔を見せる。
会期中の11月4日には江里菜さんのピアノ演奏も行われ、作品も好調に販売。制作作業が予定通りに進めば来年にも3回目の作品展を予定しているという。「次は、幼稚園や保育園の壁画などに挑戦してみたい。いま3カ月の子どもが大きくなってから見て喜んでくれるような作品を生み出していければ」と嬉しそうに話した。