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辻堂駅北口にカフェ「cafe Ideal」 IT融合させた空間でウィズコロナ時代に対応

cafe Idealの内観。30席ほどあるが現在はソーシャルディスタンス確保のため席を減らして営業している

cafe Idealの内観。30席ほどあるが現在はソーシャルディスタンス確保のため席を減らして営業している

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 DX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマにしたカフェ「cafe Ideal(カフェ アイディール)」(藤沢市辻堂神台2)が8月24日、JR辻堂駅北口にオープンした。

相澤利春社長(最左)とcafe Idealオープニングスタッフの皆さん

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 DXとは経済産業省の推進する考え方で、情報通信技術を活用して製品やサービス、ビジネスモデルを変革することや、変革されたサービスそのもののことを指す。同店では客が専用端末を操作してオーダーし、さらに遠隔から注文できるアプリとも連携するなど、いわゆる「ウィズコロナ時代」に対応した非接触型のサービスを提供している。

 運営会社undoneの相澤利春社長は「テナントビルを運営する会社の取締役も務めており、テナントのスタッフが休めて交流できる場所を作りたいと2年ほど前から企画していた。コロナが拡大する中で、店舗設計にその対策も盛り込んだ」と話す。

 カフェの広さは約50平方メートルで、採光の広い明るい店内。辻堂駅北口のC-X(シークロス)公園の目の前にあるテナントビル「アイクロス湘南」の1階にある。有機栽培のコーヒー(300円)、あんバターサンド(400円)、チーズホットサンド(450円)などの喫茶メニューのほか、ミートボールボロネーゼなどのランチパスタセット(600円~)を用意。17時からはアルコールも提供する。

 新店オープンの募集をかけたところ、10日で120人ほどの応募があり、11人をスタッフとして採用した。相澤さんは「飲食経験者のみならず、人柄を優先し、テクノロジーだけでなく人の面でも居心地のいい空間づくりを心掛けた」と話す。「カフェではあるが、Wi-Fiや電源も完備しており、ビジネスパーソンの仕事場としても開放していきたい。店名のアイディールは『理想』という意味なので、お客さまとスタッフと共に、理想の場所を作り上げていきたい。一度来店してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は8時~20時。土日祝日定休(セミナーなど貸し切り利用は可能)。

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