藤沢市内で活動するロータリークラブ「ふじさわ湘南ローターリークラブ」が20年の節目を迎え、9月7日に例会場となっている湘南クリスタルホテルで記念式典を行った。
zoomで接続したふじさわ湘南ロータリークラブの20周年例会の様子
同クラブは2000(平成12)年9月27日に創立された藤沢で7番目のロータリークラブ。平均年齢52歳と比較的若いメンバーで構成されているのが特徴で、大手ゼネコンの会社員やタクシー会社の経営者、アウトドアブランドのオーナー、ラーメン店店主など構成メンバーの職種も多彩だ。
20周年の記念例会は昨年「友好クラブ」として締結を行った台湾の南山(なんざん)ロータリークラブとオンラインでつなぎ、南山ロータリーの蘇逸修代表から日本語で祝辞が送られたほか、横須賀や藤沢の他のロータリークラブからも来賓が訪れ、祝辞を述べた。
同会会長の大澤伊知郎さんは「新型コロナの影響で一時は例会の開催もオンラインに移行したが、現在は広い会場でソーシャルディスタンスを取りながら、オンラインと並行して開催を重ねている。20周年の節目を多くの仲間と一緒に迎えられてうれしい」と話す。
大澤さんは「今年はコロナの影響でイベントが軒並み中止となってしまった。一方で、当会独自で行っている乳児院支援事業などは、密にならないような工夫をして実施を予定している。コロナ禍の今だからこそ、当会にしか担えない地域課題の解決に向け、活動を続けていきたい」と話す。
例会開催は毎週月曜19時~20時。入会申し込みはホームページで受け付ける。