3月25日、茅ヶ崎市のものづくりユニット「futakomarkt」(フタコマルクト)がリモートワークを快適にするプロダクト「nosetty(ノセッティ)」を開発し、先行販売を始めた。
futakomarktは、1989(平成1)年に横浜の電気メーカーに同期入社した山下公明さんと二松康紀さんによるユニット。企画・エンジニアリングとプロダクトデザインという得意分野を持ち寄り、ビデオカメラやオーディオビジュアル機器の開発から、ウェブコンサルティング、インバウンドツアラー向けビジネスなど、多岐に渡り活動している。
山下さんは「nosettyは、ノートPCのキーボード上に、キーをプロテクトしながらちょっとした小物や資料を置くスペースをつくるトレー。ノートPCを使うときにキーボードは触れず、ディスプレーだけを見ているシーンが思いのほか多いということに気付き、着想した。コロナ禍以前に考えついていた企画だったが、テレワークが一般化し、よりニーズが高まったと感じた」と話す。
商品はクラウドファンディングのリターンとして購入することができ、現在までの支援者は50人以上。山下さんは「先行販売で手応えを感じている。クラウドファンディング終了後は製品として現在の2倍ほどの価格になる可能性もある。ぜひこの機会に手に入れてほしい」と購入を呼び掛ける。
サイズは13インチノートPCにフィットする横幅310ミリ、縦幅215ミリで、重量は約196グラムのアルミ製。色はチャコールグレー、プルシャンブルー、チョコレート、ミディアムグレー、オリーブグリーンの5色から選べる。
実物見本は藤沢駅前のコワーキングスペースNEKTON FUJISAWAで見ることができる。
購入はクラウドファンディングサイト、キャンプファイアから。