藤沢市を中心に中華料理店を展開する「味の古久家」が5月14日、湘南台に新業態の無人ギョーザ直売所「餃子製造直売所 湘南台店」(藤沢市湘南台2丁目)をオープンした。
古久家は1947(昭和22)年の創業。「味の古久家」や「寅そば」などの屋号で市内外に展開する。直売所では、古久家を訪れる客の3人に1人が注文するという人気商品・ギョーザを無人で販売する。
社長の小林剛輔さんは「ギョーザは全て、手包みで製造している。新型コロナ禍で、店では密になると足を運びにくいと感じる客や、古久家をあまり訪れていなかった人にも、もっと身近に古久家のギョーザを味わってほしいという思いから直売所のオープンを決めた」と話す。
直売所では、4パックセットのみを提供。価格は1,000円。釣銭の用意はない。代金は、ちょうどの額をポスト状の支払いボックスに入れてもらう。小林さんは「店内には冷凍庫がなく、生のギョーザにこだわっているため、売り切れてしまうこともあると思う。在庫が確認できるカメラを用意して、誰でも見られるように公開していく」と話す。
24時間営業。