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藤沢の焼き鳥店が「まん防」明け通常営業 地鶏と地産野菜使う料理提供

焼き鳥ふた神の店主、二神真さん。「気取らず落ち着ける店作りを目指す」と話す

焼き鳥ふた神の店主、二神真さん。「気取らず落ち着ける店作りを目指す」と話す

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 藤沢駅南口の焼き鳥店「焼き鳥ふた神」(藤沢市鵠沼石上1、TEL 0466-65-0107)が3月22日、通常営業を始めた。

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 同店は藤沢産のシャモと「かたせ赤どり」を使った焼き鳥と、藤沢産の野菜を鵠沼魚醤(ぎょしょう)で味付けした「鵠沼おでん」を名物にした焼き鳥店。地元の有名店「里のうどん」の焼き鳥業態の店、「里のやきとり」で店長を務めた二神真さんが独立し、店主を務める。

 二神さんは「2月1日のオープン以降、まん延防止等重点措置が続き、少人数の予約客のみを受け入れて細々営業していた。措置が明け、ようやく通常営業ができるようになった」と話す。「新型コロナ禍の環境の変化は独立するいいタイミングと考えた。しかし緊急事態宣言などが繰り返され、なかなか店を構えるところに行き着かなかった。その間、鵠沼海岸駅の売店comad(コマド)で『鵠沼おでん』を運営したほか、地元の養鶏場の手伝いをしたり、出張シェフとして焼き鳥を焼いたりして腕を磨きながら機を待った」とも。

 店舗のロゴは知人の女性書道家に依頼し、施工も地元の友人の会社に。地元の農家から野菜を仕入れるなど、地産地消にこだわる。

 店舗面積は約13坪で、席数はカウンター8席。メニューは地鶏の焼き鳥や、地産の大根やキャベツ、菊芋などのおでんを取り入れた1,500円~3,500円の3種類のお任せコースのみ。ドリンクはビール、ハイボール、日本酒、焼酎、ワインなど500円~に加え、地元の農家から仕入れた菊芋で「青汁ハイ」(550円)なども用意。

 二神さんは「誰でも気軽に過ごせる店を目指している。一度地産地消を味わってほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は17時~23時。

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