湘南国際マラソンのイベントライブ会見が5月29日に行われ、12月4日に開催することと、世界初の「ごみを出さないマイボトルマラソン」に挑戦することが発表された。
マイボトルや折り畳めるコップを持参して「世界初のごみを出さないマイボトルマラソン」を提唱
3年ぶりに開催される「第17回湘南国際マラソン」は、参加するランナー全員が給水用のマイボトルや折り畳めるコップを持参。給水ポイントには、マイボトル用に水、マイカップ用には各種のスペシャルドリンクを用意。ランナーは持参したマイボトルやカップを利用して自由に給水する方式で、ペットボトル容器やブラカップごみを出さないフルマラソン大会が実現すれば「世界初のごみを出さないマイボトルマラソン」だという。
コース全体500カ所の給水ポイントに5000口の蛇口を用意し、従来は給水ポイントの運営に必要だった1500人のボランティアスタッフを半減。さらにこれまでごみとなって処分されていたプラカップ50万個、ペットボトル3万本が不要になるという。
大会名誉会長を務める衆院議員の河野太郎さんは「いつまでもコロナに負けているわけにはいかないと思う。コロナ後の日本の社会を新しくつくっていく意味でも、ランナーの皆さんに参加していただき、みんなで大会を盛り上げていきたい」と話す。
「ごみを出さない新しいスタイルの市民マラソンの最初のランナーになって新しいマラソンのスタイルを体験してみてほしい。134号線の景色や本来ならば右に見える富士山があるスポットでは左に見える『左富士』もあるので楽しんでもらえれば」と呼びかける。
エントリーは6月11日から受け付ける(優先エントリーは6月4日から)。参加募集人数は2万5600人。返金規約あり。参加費は1万4,000円。