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藤沢駅前で3年ぶり「国際交流フェスティバル」 市民ら各国の多様な文化楽しむ

秋晴れの下、多くの市民が各国のブースを行き交い楽しんだ

秋晴れの下、多くの市民が各国のブースを行き交い楽しんだ

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 市内にある海外友好団体や交流をテーマに活動する団体が一堂に会するイベント「ふじさわ国際交流フェスティバル」が10月30日、藤沢駅前のサンパール広場で3年ぶりに開催された。

市内の団体がインドネシア、バリ島の踊りを披露した

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 現在、約7200人の外国人が暮らす藤沢市。同イベントは2004(平成16)年に、ふじさわ湘南ロータリークラブや、外国につながりのある市民らが主導し、多様な文化に触れる機会を創出することを目的に始まった。

 会場となるサンパール広場がリニューアル工事を行なっていたことなどから、同会場での開催は6年ぶり。来場した人をもてなそうと会場では、湘南マイアミビーチ市親善協会がホットドッグとビールを、湘南日本中国友好協会がシューマイとウーロン茶を、湘南日韓親善協会がチヂミを、それぞれ販売。湘南日独友好協会は、ドイツビールと、ドイツのパンでプレッツェルを販売した。湘南日加友好協会はメープルシロップを販売。キッチンカーではカナダビーフを販売した。

 今年は藤沢市と韓国の保寧市との姉妹都市提携20周年と、カナダのウインザー市との提携35周年に当たることを記念し、ワークショップも行われた。

 ステージではフラダンスやフラメンコショー、アルプホルンの演奏やインドネシア・バリ島の伝統舞踊の披露などで、各国の文化を紹介した。ステージ演目の最後には、市内にある「コハダンジコンタス湘南支部」がブラジルの格闘技、「カポエイラ」のダイナミックな演舞で会場を盛り上げた。

 実行委員長を務めた湘南日韓親善協会の木村三男会長は「秋晴れも味方し、実行委員の皆さんの尽力と藤沢市の協力で、たくさんの人が来場し、楽しんでもらうことができた」と笑顔を見せた。

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