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藤沢市民会館が閉館 節目を体験するフェスで幕を下ろす

富田京子さんが作詞を手がけた「世界でいちばん暑い夏」を太鼓でたたき、盛り上がる会場

富田京子さんが作詞を手がけた「世界でいちばん暑い夏」を太鼓でたたき、盛り上がる会場

 「藤沢市民会館ありがとうフェスティバルファイナル ROCK寿祭2026」が3月28日・29日、藤沢市民会館(藤沢市鵠沼東8)と同館前庭で開催された。

藤沢市民会館が閉館 節目を体験するフェスで幕を下ろす

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 「RED ZONE LIVE」では28日、地元のティーンズバンドコンテストを実施。さまざまなバンドが会場を湧かせる中、ソロで参加した藤沢市在住のRioさんが優勝した。「自分のパフォーマンスに納得していないので、まだまだ頑張りたい」と意欲を見せた。

 29日は、元プリンセスプリンセスの中山加奈子さんと富田京子さんによる「キョンかな太陽」などが登場。ロックバンド「怒髪天(どはつてん)」がトリを飾り、盛況のうちにステージを締めくくった。怒髪天のメンバーは「会場の皆がこの会館への愛と思い出にあふれているのが伝わった。子どもたちも踊ってくれて楽しかった。盆踊りの曲をぜひ富田さんと作りたい」と話した。

 「想儀エリア」では、誕生や成人、結婚、還暦、生前葬など人生の節目をテーマに市民参加型の体験型コンテンツを展開。「RE:BORN BOX『入棺』体験」を担当したティアの野村亮輔さんは「参加者からは自分事として死をイメージでき、これからの生き方を考える機会になったなど、さまざまな視点で死生観を見つめ直す声を聞くことができた」と話した。

 「寿節目写真館」では誕生日や結婚、成人、還暦から生前葬の遺影など幅広い用途の撮影体験を用意。

 レディオ湘南は「レトロ喫茶BUBBLE」を開き、DJとミラーボールで昭和のディスコ風の空間を演出した。

 「命名、戒名、改名ワークショップ」に参加した田山敬一さんは、実際に僧侶から戒名を付けてもらい、「残りの人生がこうなるといいという戒名を頂いたので、これにふさわしい生き方をしていきたい」と話す。

 前庭では、縁日駄菓子店「ROCK駄菓子屋」が、ステージで開催された「一言絶叫コミット」に駄菓子を提供。人生について一言を絶叫した参加者らが、ステージから駄菓子をまいて子どもたちを喜ばせた。

 グランドフィナーレでは「ランタン送り」を行い、幻想的な光景で締めくくった。

 両日行った「キョンとするRE盆踊り!」では、富田さんが櫓(やぐら)で太鼓をたたき、参加者による盆踊りの輪が前庭を埋め尽くした。富田さんは「藤沢市民会館は学生時代の芸術鑑賞会や吹奏楽部の演奏会、成人式と思い出のある場所。最後の数日間にこのイベントでにぎやかにお別れができて、とてもうれしい。幅広い世代の人たちが空に放ったランタンは、一生忘れられない風景になった。新しい会館の幕開けも楽しみにしている」と期待を込める。

 同館は建て替えを予定しており、2031年4月に新たな文化複合施設として供用開始を予定している。

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