クレアトーレ(藤沢市鵠沼海岸6、TEL 0466-60-3939)は3月中旬より、廃エアバッグを再利用したカジュアルスタイルのリユース製品「ショルダーバッグ・Airシリーズ」の販売を開始した。
同社は、「innoveco」ブランド・1stコレクションとして、廃シートベルトを使用したビジネスバッグの販売を行っているが、今回セカンドコレクションとして、廃車のエアバッグをバッグの本体生地として再利用した「Airシリーズ」(軽いのに頑丈なショルダーバッグ)を開発した。エアバッグ素材は、鋭利なものに対して強じんで、耐熱性、耐摩耗性が高い素材であると同時に、滑らかでしなやかな触り心地が特徴。バッグの底部分と肩掛け用のベルトに廃シートベルトを使用し、廃素材率の高い製品に仕上げた。
同商品の製造過程で回収した廃エアバッグに、黒の染色とシュリンク(ちぢみ)加工を行うが、「シュリンク加工によりそれぞれが違う表情になり、シートベルト素材も柄や色味が異なるため、すべて1点ものの商品となる」(同社)。
価格は、Mサイズ=17,325円、Lサイズ・ワイド=18,375円。オンラインショップのほか、3月17日、藤沢にオープンしたサーフボード「HAWAIIAN PRO DESIGNS(ハワイアンプロデザインズ)」の旗艦店「TRIMOFF(トリムオフ)」などでも取り扱う。
同社の森川信宏さんは「リユースという観点から環境に配慮し、廃エアバッグやシートベルトが持つ『頑丈さ』を最大限に生かした製品を目指した。環境に対して関心の高いユーザーや、ファッション感覚に敏感なビジネスマンの『オフタイム』に利用してほしい」と話している。
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