藤沢・片瀬東浜海水浴場に7月1日、ソケッツ(東京都港区)が手がけるモバイルサービス「デコガール」の海の家「『デコガール』Beach House」がオープンした。
携帯・PC向けのコミュニケーションサービスやゲームサービスなど、さまざまなコンテンツサービスを企画・開発・運営する同社が、2005年にスタートさせたデコガール。現在、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムの公式サイトとしてサービスを展開している。「ユーザー1人1人が主役」をコンセプトに、ユーザーのリクエストを反映した「女の子の気持ち」(同社)を伝える画像を20万点以上提供している。自分で絵文字が作れたり、髪型や洋服を自由に着せ替えできるアバターなど、ユーザーがカスタマイズできる機能やサービスが多いのが特徴。ユーザーの9割以上が女性。海の家は、初出店となる。
デコガールの世界感が漂う海の家は、「海の家という場所で、女性の良い思い出となるようなサービスを提供したい」(同社)との思いから始まったもの。女性に配慮した作りや企画の多さが特徴で、男性の2倍のスペースを確保した女性用シャワールームやパウダースペース、水洗式で清潔な女性専用トイレ、「デコガール」オリジナルうちわのプレゼントなど。店舗面積は約50坪。
メニューには、ブルーシールアイス(シングル 300円)やロコモコ(800円)、牛カルビ丼(800円)などを取り扱う。
「デコガール」サイト責任者の芳林さんは「夏休みにユーザーの皆さんが、旅行で海に来て、思い出作りをする場の提供ができればと『海の家』を考えた。たくさんの思い出を『デコガール』Beach Houseで作っていただけたら」と話している。
営業時間は8時~17時。利用料金は、大人=1,500円、子ども(小学生以下)=800円(海の家での休憩、シャワールーム・ロッカーの使用が含まれる)。デコガール会員ユーザー向けのイベントも企画中。