鎌倉酒販協同組合(鎌倉市長谷1、TEL 0467-22-4556)が一般募集していた、紫いもを原料としたプライベートブランド焼酎のネーミングが決定し、10月15日に発売が始まった。
決定した名前は「古都海(ことみ)」。同組合が今年8月に実施した「名前をください」キャンペーンには、126人から180件ほどの案が寄せられた。決定した名前の提案者は、横浜市在住の小美濃志帆さん。20年ほど住んでいたという逗子の街でキャンペーンのポスターを見つけ、応募したという。この芋焼酎は、鎌倉酒販協同組合に加盟する鎌倉市・逗子市・葉山町の酒販店で販売。そのため、鎌倉の「古都」と3市町に共通する「海」のそれぞれのイメージを合わせ、「古都海」と名付けたという。
小美濃さんには、賞品として同商品と勝沼のワイナリーへの招待券が贈呈された。「ワイナリーへは家族で招待していただいた。ブドウ狩りやバーベキューも体験でき、とても良い思い出になった。古都海は、サツマイモの甘みと香りがしてとてもおいしい」と話す。
選考に当たった同組合理事長の長嶋幸男さんは「海に面する古い街と、女性向けの味という2つのイメージにぴったりの名前。パッケージでは、鎌倉に伝わるという織物の柄を基調に女性らしさを表現した。焼酎は、紫いもが原料という新鮮さが特徴。特に女性に飲んでほしい」と話す。
「古都海」は720ミリリットル入りで1,480円。限定5,000本を、同組合加盟の酒販店で販売する。