国の重要文化財にも指定されている鎌倉・光明寺(鎌倉市材木座6)の大殿で4月26日、ブラジルの音楽デュオ「ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート」によるマントラ・セッションライブが開催された。主催は鎌倉に根ざした文化交流の場を提供するNPO団体「ルートカルチャー」。
4月26日、光明寺で開催の「ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート マントラ・セッション」オープニングのマントラセレモニー(写真=takamitsu sakamoto)(関連画像)
同イベントは光明寺を会場とし、文化交流をテーマに海外からのアーティストを誘致するイベントの第3弾で、今回のテーマは「鎌倉・インド・ブラジルの文化の融合」。今回初来日となった同デュオは、ブラジルで活躍する音楽のデュオで、ボーカルのロバートさんはインドヨガの講師としても活動。ヨガの聖言「マントラ」にメロディーを乗せるスタイルで演奏活動も行っており、「鎌倉の同寺での彼らのライブは、まさにインド・ブラジル・鎌倉の文化の融合」と同イベントを企画したルートカルチャーの山岸さん。
当日は200人ほどが集まり、ライブの前にはマントラ講師の木下阿貴さんによる「マントラセレモニー」が行われ、来場者もヨガのレッスンスタイルで、マントラを取り入れた簡単なヨガを体験した。「ただ聴いてもらうコンサートにするだけでなく、来場者にも『マントラとは何か?』を理解してもらい、少しでも体験してもらえるため企画した。本物のマントラの響きを心と体で体感してもらえたと思う」と山岸さん。