「湘南国際マラソン」晴天の中、2万3千人参加-女子は姉妹で上位入賞

大磯町役場付近の様子。雲がなければ富士山と江ノ島が望む絶景コースとして有名。

大磯町役場付近の様子。雲がなければ富士山と江ノ島が望む絶景コースとして有名。

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 大磯ロングビーチを(大磯市国府本郷)スタート・ゴール地点に湘南の海岸沿いを走る「第4回 湘南国際マラソン」が11月8日、開催された。

「フルマラソン一般の部女子」表彰式の様子

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 「フルマラソン一般の部」のほか、10キロのコースでは「一般の部」「車いすの部」「視覚障害者の部」「知的障害者の部」「移植者の部」の各男女全12種目が設けられ、市民ランナーを中心に22,891人が参加。過去最多となった前年の17,694人を大きく上回る数字となった。サブイベントとして前日に初開催された「ウオーキング大会」には、大磯・平塚・茅ヶ崎の各会場から江ノ島を目指し約200人も参加している。

 9時~9時50分に各種目が時間差でスタート。雲に隠れ富士山は望めなかったが天候は良好、気温も上がり汗ばむ陽気での大会となった。ゲストランナーには、今年の箱根駅伝で東洋大学の総合優勝に貢献した川嶋伸次さん、3月に開催された東京マラソンを完走したタレントの猫ひろしさんを迎えたほか、フルマラソンでスターターを務めた元プロテニスプレーヤーで茅ヶ崎在住の杉山愛さんが10キロの部でマラソンに初参加した。応援にはアナウンサーの徳光和夫さん、間寛平さんの長男でシンガーソングライターの間慎太郎さんらが駆け付けた。

 「フルマラソン一般の部男子」の優勝者は、2時間27分32秒でゴールした茅ヶ崎市の生井怜(なまいさとし)さん。2003年と2004年に箱根駅伝を走った経験を持つがフルマラソンは初挑戦だったという。「フルマラソン一般の部女子」の優勝者は新潟市から参加した圓山明世さん。3時間9分48秒でゴールした50秒後には圓山さんの姉の優子さんがゴールし、姉妹でのワンツーフィニッシュに応援客らを驚かせた。「姉がサザンオールスターズの大ファンで、茅ヶ崎を走れる大会とあって第3回大会を除いてすべて参加してきた。姉に誘われて走ったが姉妹で入賞でき本当にうれしい」と笑顔で喜びを語った。

 各種目の上位3人には、実行委員長を務める衆議院議員の河野太郎さんより表彰状などが贈られた。

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