鎌倉山の洋館で大磯在住の作家が手編みニット展-手紡ぎ糸の展示販売も

昨年のニット展の様子。会場は築25年の住宅を英国風の邸宅にリフォームしたハウス&ガーデン店。

昨年のニット展の様子。会場は築25年の住宅を英国風の邸宅にリフォームしたハウス&ガーデン店。

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 鎌倉山「House of Pottery(ハウスオブポタリー)」のハウス&ガーデン店(鎌倉市鎌倉山3、TEL 0467-32-8660)で11月20日より、「小清水しのぶと仲間たちのニット展」が開催される。

複雑な色使いの中に手仕事の温かみが感じられるセーターの一例

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 主宰するニット作家・小清水しのぶさんは鎌倉市出身で、現在は大磯町に在住。大学卒業後、いくつかの編み物教室で編み物技術を習得し、手編み二人展を、鎌倉、代々木上原、青山、表参道などのギャラリーで約20回開催してきた。

 小清水さんと同店オーナーの荻野洋子さんは高校の同級生として知り合い、開店当初に小清水さんが店舗スタッフとして手伝うなど友好を深め、昨年2月より同店でニット教室をスタート。イギリスのアンティークを中心としたカントリーライフを提案する同店でのニット展は、昨年に続き2回目。

 小清水さんが出品する主な作品はセーター、カーディガン、ジャケット、マフラー、ストールなど約30点。小物は1,800円~、セーター類は20,000円~30,000円台が中心。オーストラリアから輸入したウールでできた手紡ぎ糸も展示販売する。

 小清水さんは「デジタル全盛の現代において、今また手仕事が見直されている。手作りだからこそ味わえるぬくもりと暖かさが感じられる展示にしたい」と話す。「得意とする編み込み模様の色使いの妙を見ていただけたら」とも。

 営業時間は11時~17時(最終日は16時まで)。今月23日まで。

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