大磯市在住の女性写真家lanopir(ラノピア)さんが現在、フラワーショップ併設のカフェ「Rakaposhi(ラカポシ)」(鎌倉市御成町2、TEL 0467-55-8922)で写真展「lanopir Photo Exhibition 2009」を開催している。「カフェ・ウィーク湘南2009」の一環。
併設のフラワーショップでは展示作品と同じポストカードの販売も
同展では、ラノピアさんが撮影した花の写真とともに姉妹店のフラワーショップ「Feuille(フーユ)」(藤沢市鵠沼石上1)の生花を飾り、カフェでくつろぎながら写真と花を楽しめるのが特徴。フランス語で心地よさを意味する「sympa(シンパ)」をテーマに10点の作品を展示するほか、ラノピアさんが撮影した花のポストカードも販売する。
約8年前から独学で写真を学び、花や自然、動物などをテーマに平塚のブラッセリーなどで何度か写真展を開催してきたが、花と写真を同時に飾るのは今回が初めてという。自身の作品についてラノピアさんは「祖父から譲り受けた一眼レフを使いフィルムで撮影したものが多い。凛とした花の一瞬の美しさを感じてもらえたら」と話す。来場者からは「緊張とくつろぎ、冷静さと温かさが共存している」「色に透明感があり幻想的」などの声が寄せられているという。
「フーユ」では「Fees de neige(かれんで趣のある白いバラ)」、同店近くに位置するバー「Beluga(ベルーガ)」では「Camaieu(単色画法)」をテーマに写真展を同時開催している。
開催は今月23日まで。「ラカポシ」の営業時間は11時~19時。