鎌倉在住の女性写真家が地元カフェで写真展-スライドトークショーも

大社さんがメキシコの工房で出会った泥人形。

大社さんがメキシコの工房で出会った泥人形。

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 鎌倉のカフェ「cafe vivement dimanche(カフェ ヴィヴモン ディモンシュ)」(鎌倉市小町2、TEL 0467-23-9952)で現在、鎌倉在住のフォトグラファー・大社(おおこそ)優子さんの写真展「vaca y nina(バカ イ ニーニャ)」が開催されている。

メキシコらしいカラフルな街中での1シーン

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 「湘南スタイル」をはじめとした地元誌やウェブのほか、東京・横浜・鎌倉・パリなどでも多数の展示歴をもつ大社さんは、イラストやグラフィックデザインを手がけるオダギリミホさんとのユニット「duco.(デュコ)」としても活躍する一方、旅を通じて旺盛な撮影活動を続けてきた。

 今回の写真展では、今年1月に南米メキシコを旅した際に撮影した作品を展示する。「バカ イ ニーニャ」はスペイン語で「牛と娘」を意味し、現地の工房で出会った2体の泥人形から名付けた。メキシコ南部のオアハカ州の小さな村で時代や流行に関係なく代々同じ手法で作られてきた泥人形は、「作り手の変わらない目、職人としての仕事をブレずに行ってきた証。自分の目で淡々と記録していく写真にも、同じような役割がある」と大社さん。

 作品はメキシコに春の訪れを告げるハカランダの風景、独特な色使いの町並み、人々の様子など15点。開催場所は「ギャラリーのような閉ざされた空間より、お茶を飲みながら生活の一部の中で見てほしい」と、地元でなじみがあり不定期でライブや写真展を開催している同店を会場に選んだ。18日20時からスライドトークショーも行う。1ドリンク付き500円。

カフェの営業時間は11時~20時。木曜定休。今月21日まで(17日18時以降は別イベントのため入れない場合あり)。

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