キマグレンの経営で知られる逗子海岸の夏季限定ライブハウス&海の家「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」(逗子市新宿)が6月24日、県内トップの海開きに合わせ66日連続ライブをスタートさせる。
同スタジオは、逗子で育ったキマグレンの2人が「逗子の海を愛する気持ちと音楽(ライブ)に対するリスペクトを融合する」ために立ち上げた、今年7年目を迎える海の家ライブハウス。「海を見ながら波音をバックにライブができる」と、著名なアーティストが多数出演してきた。収容可能人数はスタンディング1000人、シート500人。
今年は、湘南つながりで世代を超えたコラボレーションとなる加山雄三さんとキマグレンの2マンライブ「僕たちの海の音届けます! LIVE in 湘南」(7月28日)、加藤登紀子さんによるライブ「ジーナのレストラン IN 逗子海岸」(8月12日)など、同スタジオ初参加の大物アーティストによるライブも予定する。「お二人とも、音霊のようなキャパシティーの会場でライブを行うことはめったにないアーティスト。この機会に県内や逗子の方にぜひいらしていただきたい」と、同スタジオ宣伝広報部の小川真澄さん。
ライブに必要な電力の発電時に排出するCO2のカーボンオフセットを、今年は全てのライブで実施する。援助額は、ブラジルのマットグロッソ州に水力発電設備を設置するために役立てられる。東日本大震災復興支援のための義援金寄付の呼び掛けも行う。
小川さんは「開催するからには、多くの方にとって明日へのパワーになる場所でありたい。皆さんのご来場をお待ちしています」と話す。
営業時間は11時~21時。8月28日まで。公演・チケット情報はホームページで確認できる。