江の島～伊豆大島の航路が「江の島から椿咲く伊豆大島へ」と題して2月5日・6日の2日間、運航される。2009年の航路復活後、「椿まつり」の期間に運航するのは初めて。

　江の島から伊豆大島への直航便は1965年から1974年まで定期運航されていたが、利用客の減少で中止となった。2009年より冬季を除く年3回、直行便の運航が復活したが、「椿まつり」の時期は船舶数などの関係で運航できなかった。昨年秋の台風26号で甚大な被害を受けた大島の観光復興を後押ししようと、藤沢市が東海汽船に働きかけた結果、今回限定での就航が実現した。

　コース名は「椿咲く伊豆大島と三原山山頂口見学」。東京ドーム1.5倍の広さを誇る園内に約5000本のツバキが咲き誇る大島公園や標高555メートルから伊豆大島のシンボル「御神火（ごじんか）様」の内輪山を望むことができる三原山など。昼食には、白身魚の刺し身やサザエのつぼ焼きなど旬のものを用意する。

　「参加者には大島復興支援事業の一環として大島島内の買い物券3,000円分（子ども2,000円分）をお渡しするので、ツバキと共に買いものも楽しんでいただければ」と担当者。

　集合時間は8時30分～9時。集合場所は江の島湘南港（ヨットハウス）。出港は9時、到着は16時20分。募集人数各日250人。参加費は、大人＝1万3,500円、子ども＝7,900円。詳しくはホームページで確認できる。