
鎌倉で8月30日、フィンランド発のリサイクル・カルチャーイベント「第2回クリーニングデイ@鎌倉」が行われる。
フィンランドで2012年から年2回開催され、「リサイクルのハードルを下げる」ことや「地域交流」を目的とする同イベント。日本では、今年5月に次ぎ2回目。今回は「家にあるモノを持って来る」をテーマにした2つのワークショップを実施する。
1つはノルウェーのアニメ「キュッパ」を見てから、家にあった不要だけれど誰かに使ってほしいモノを集めて行う「物々交換ワークショップ」。もう1つは壊れたアクセサリーや着なくなった服など使えないと思ったモノを持ってきて、「新たなモノに生まれ変わらせるアップサイクル・ワークショップ」。夜には「神奈川県内唯一」というフィンランド映画「365日のシンプルライフ」の上映会を開く。
鎌倉の4会場で行った前回は、全体で100人弱が参加。クリーニングデイ・ジャパン事務局代表の森下詩子さんは「4会場すべてをまわった方のほか、家に壊れたモノを取りに返った近所の方やトークイベントゲスト目当てに遠くからいらした方など盛況だった」と話す。
1回目は、全国に拡大していくためのプレイベント的な位置付けだったが、「アップサイクル」を学んだ参加者の口コミやイベントの取材などを通して認知が広がり、今回は、鎌倉のほか全国約20会場での開催が決まっているという。
イベントの詳細はホームページで確認できる。