ジャーニーカンパニーは10月1日、クリーム菓子とコーヒーの専門店「CREAM（クリーム）」茅ヶ崎本店（茅ヶ崎市東海岸北1）と平塚ラスカ店（平塚市宝町1）の2店舗を同時オープンした。

雄三通り沿いに建つクリーム茅ヶ崎本店。奥にはファクトリーも

　同店のコンセプトは、「厳選した」食材を使い出来たてで提供すること。オリジナルのスイーツには、北海道でストレスなく育てられた乳牛の新鮮なミルクで作ったクリームをふんだんに使う。

　フルーツの食材は、東京都中野区の老舗フルーツショップ「フタバ」の成瀬大輔さんが全国からセレクト。コーヒー豆は、ミカフェートのコーヒーハンター・川島良彰さんによるセレクション。気軽に食べるスイーツだからこそ、素材選びにはこだわったという。メーンはテークアウトで、デーリーユースとギフトを想定している。

　メニューは、「コーヒーゼリーティラミス」（400円）、アップルカスタード・レモンクリーム・チェリークリーム・チョコ・ミートの「パイ」（各350円～400円）。「アイスキャンディー」（400円～500円）は常時15種を用意。ドリンクは、ハンドドリップの「コーヒー」（ホット350円、アイス400円）、「チョコレートドリンク」（500円）、「レモネード」（400円）など。

　茅ヶ崎本店の店舗面積はファクトリースペースを含め27平方メートルで、イートイン席は4席。茅ヶ崎駅からビーチへ続く雄三通りにあり、開店初日から店頭のショーケースに並んだスイーツを見て足を止める人が多い。

　社長の石原紳伍さんは「ナショナルチェーンのコンビニで買って食べたスイーツは、10年後には記憶に残っていないかもしれない。でも、この店で食べたスイーツはきっと忘れない。そんな幼い頃の思い出に残るようなスイーツを、地元で愛されるローカルの小さな店から発信していきたい。わずか15キロほどの海岸線に、それぞれのビーチスタイルや文化を育んでいる湘南エリアこそ、私たちにふさわしい場所。仕事に行く、海に行く、散歩に出掛ける、そうした日常の中でふらっと気軽に立ち寄ってほしい」と話す。

営業時間は茅ヶ崎本店＝10時～20時、平塚ラスカ店＝10時～20時30分（定休日は施設の休業に準じる）。